初めての引越しは、小学生の時

初めての引越しは、小学生の時でした。
通い慣れた小学校、その友達たちと別れるのは寂しかったのを今でも覚えています。引越しの当日、友達たちが家にきてくれて、おもちゃなどをくれました。
引越しの準備は、小学生ながらもちゃんと手伝いました。自分の持ち物は自分で箱に詰め込み、マジックで何を入れたか書き記しておきました。
もちろん、業者に頼んでの引越しでしたが、どこの会社に頼んだのかは記憶にありません。


次に引越しを経験したのは、大学を卒業してすぐ、一人暮らしを始めたときです。
職場に通いやすい立地にあるワンルームのアパートに引っ越しました。
この時は、実家の車を使って、必要な分最小限の荷物だけを運びました。棚と、テーブルが一つずつあったくらいで、ほとんど家具も何もない生活でした。

次に引越しをしたのは、結婚したときです。
家族で住めるアパートに引越ししました。
自分の部屋からの荷物と、嫁の実家からの荷物の両方から荷物を運ばなくてはなりません。
自分の荷物も、一人暮らしを始めた当初から増え続けていたので、今回はさすがに自家用車で運ぶ訳にも行きませんでした。
そのため、二回に分けて引越しを行いました。
同じ業者を使って、なんとか値切りましたが、それなりに掛かってしまいました。


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就職引越しの思いで

高校を卒業後専門学校へ入学したのですが、私が一人っ子だった
為に両親が就職引越しで一人暮らしをする事をとても心配して、セキュリティの
きちんとした寮を探してくれました。
その寮は女性ばかりの寮で男性禁止で父親でも一人では入れない
所でした。
生まれて初めて親から離れて暮らす事への不安も確かにありましたが
一人暮らしをすると云う夢と期待でいっぱいでしたね。
でも、いざ寮へ引越しする時は心細くて不安になり両親が寮から帰って
しまうと悲しくて涙がでたものです。
部屋は個室でバスルームもトイレもついていて、洗濯は階下に洗濯室
があり、朝食と夕食は寮で好きな時間に行って食事は出来るので、
一人暮らしと言ってもあまり困る事はありませんでした。
でも一人暮らしをしてみて初めて親の有りがたさが分かった様な気が
します。
家にいる時はすべて母が身の周りの事をしてくれていましたので
いかに自分が親まかせで何にもしなかったのかつくづく思い知る事
ができましたね。
寮では他県から来ている人も多くて、気の合う友達も出来て一人暮らし
といえども寮生活は結構楽しく過ごす事が出来たと思います。
私はアルバイトもしていなくて全部親からの仕送りだったのですが
今思うと両親は大変だっただろうなと思っていまさらながら申し訳
なかったなと感じています。
私も結婚をして子供を持つ親になりましたが、子供が大きくなって
一人暮らしをするようになってきたらその時の両親の思いが
本当の意味で分かってくることでしょうね。

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